【中古マンション築30年】修繕積立金が上がる?セミナー行ったらやる気になった

マンション再生セミナーへ参加した記事のアイキャッチ お家とライフスタイル
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こんにちは、ふきです😁

私は築30年のマンションに住んでいます

築27年の時に購入し、3年目にしてマンション組長役員を務めることになりました😇(はやすぎ)

住み始めて間もなく、エレベーター取り替え、水道管工事(予定)と立て続けに計画が立ち、水道管工事が思ったよりも高額で現在「修繕費」の金額改定の案がでています

修理が続き修繕費も上がるとこの先どんなことが待っているのだろう?と不安になってきました💦

水道管工事は修繕計画になかったので、積立がほぼなくなる予定に・・・

そこで、自分のマンションを長持ちさせるために、名古屋市主催「マンションの長寿命化と将来への展望」マンション再生セミナーに行ってみることにしました😁

マンションセミナーを参加して、きちんと計画を立てる重要性を再認識し、やる気になっています。今回は、セミナーの内容と修繕積立金を上げるための方法を解説します!

こんな方におすすめ
  • マンションが古くなってきた
  • マンションの価値が気になる
  • マンションの今後がどうなるのか不安
  • 修繕積立金の値上げ交渉に困っている
  • マンションセミナーに行こうか迷っている

それでは参りましょ〜✨

「マンションの長寿命化と将来への展望」マンション再生セミナーの概要

椅子がたくさん並んだ部屋に液晶に資料が写っている

再生セミナーの概要
マンションの将来について考えていますか?
マンション再生セミナー

日時:令和6年9月7日(土)13:00〜16:30


講演者
重水丈人氏 (旭化成不動産レジデンス株式会社 マンション建替え研究所長)
「マンションの長寿命化と将来への展望 
 〜区分所有法改正で管理・再生はどうなる?〜」
 


②加藤建氏(本郷センターハイツ管理組合 前理事長 シエリア本郷駅前管理組合 理事)
「名古屋初の民間建替事例に見るマンション再生」

③大谷治久氏(公益財団法人マンション管理センター 技術部長・総合研究所上席研究員)
「長期修繕計画と大規模修繕工事」

中古マンションの組長として気になっていること

家について話し合う二人

このセミナーで学びたいことは主に組長としての心構えでした。

  • 修繕計画について具体的なアドバイス
  • 住民間の協力体制
  • 資産価値の維持
  • マンション管理の最新動向
  • 住民コミュニケーションの工夫

現在マンションでは、修繕積立金のアップの案がでていますが、住民の許可が必要になります。修繕しなければ、資産価値を保つことができないため、そのコミュニケーションの方法は組長としてとっても気になっています💦

セミナー内容の紹介

セミナーを受講してわかったことを纏めました。

「マンションの長寿命化と将来への展望」について

最初の方は重水丈人氏です。
マンションの建替えについて長年研究されている方で、とてもわかり易い解説でした。

  • マンションの建替えには所有者の不安事項の解決が必要不可欠である
  • マンションの建替えは所有者数の少ないマンションにおいて効果が期待される
  • 修繕では補いきれない問題があるマンションにおいて建替えが勧められる

普通、マンションでは修繕計画がありそれに基づき修理していきますが、修理ができていなかったり管理がされていないと老朽化が深刻になります。

  • 修繕しても、また別の場所で発生を繰り返す
  • 設備が古く、修理が困難
  • 個別のリフォームでは改善できない

などといった問題が積み重なり建替えを検討することになるようです。

「名古屋初の民間建替事例に見るマンション再生」について

次の方は、初めての名古屋でのマンション再生をされた加藤建氏です。

  • 8年をかけてマンション再生をした
  • 合意をとるのに5年かかった
  • 建物の老朽化が激しく、駅や近隣を巻き込んだ事故のリスクが高かった

耐震強度不足に加え、建物の劣化が進んでいることは明らかでした。ですが、所有者の同意が得ることが難しかったとのことでした。

  • 理由はわかるが聞きたくない
  • 今何も困っていない
  • 老い先短いから、私が死んでからやってくれ
  • 必要性がわからない

高齢者からの反対意見、アレルギー反応が強く会合の度に議論は振り出しに戻ります。
ここでの議論を成り立たせる重要なポイントは女性のネットワーク と 理事会の説得力にあったそうです。

女性同士の井戸端会議や、理事長の経験値も説得力を増す要素みたい!

全員が同乗する船に例え、個々の議論ではないことを伝え、そして理事長も同じ住民であるという立場も理解してもらうよう努めたとのことでした。

住民の人生を変えてしまうことへの思いも口にされていて、とても悩んだ様子が伝わってきました。

各個人は同じマンションに住んでいますが、それぞれが自分の考えを持っていて譲らない、そんな状況でも根気よく話し合うことをやめなかったことが再建につながったのだなぁと思います。

「長期修繕計画と大規模修繕工事」について

最後の講演は、大谷治久氏です。私が一番聞きたかった内容ですね。

  • 修繕積立金の積立状況が不足または不明が約6割
  • 長期修繕計画は、その額の根拠を明確にする
  • 長期修繕計画をあらかじめ内容の合意をしておくことで円滑な実施をはかる
  • 積立金の適正な引き上げは0,6倍〜1,1倍とのこと
  • どんな計画にしているか都度情報を共有することが必要不可欠


25年以上の修繕計画をしているマンションは約6割、積立金の不足または不明が約6割💦

管理されていないことが原因で老朽化が進んでいるのが明確です。共通していることは以下のことでした。

  • 必ず計画をすること
  • 情報を共有し、信頼を得ること
  • 調査・管理を定期的に行うこと

人対人、であることを忘れないことが大切

マンションの長寿命化のためにできること

マーカーで紙にチェックをいれている

これから実践していきたいことを考えました。

  • 長期修繕計画の見直し
  • 修繕積立金の引き上げの為の話し合い
  • 定期的な情報共有

まず長期修繕計画があったのかどうかも確認しないといけません💦

ここからですね・・・

また、定期的な情報を共有するためにコミュニケーションをとるようにしたいと思います。「資産価値の維持」や「安全で快適な住環境の確保」について話し合えたらいいなぁと思っています。

資産価値を保つためにセミナーにも行ってみて!

寛げそうなソファベッドと植物と雑誌

長い時間だったので、眠気と戦いながらでしたが、どの方の講演も興味深く、とても勉強になりました。マンションの再建は簡単ではない、ということと不可能ではないことを実証していました。

住まいに関わるということは、人の人生に関わることなのだなと感じました。

役員の方宛に郵便が定期的に届きますので、是非セミナーに足を運んでみて下さい。実体験などとても有益な情報が得られることができますよ。

また、色んな不安を解消するためには、まずは現状を知ることも大切です。
気になった方はこのHPより資産価値も調べてみて下さい。AIが簡単に査定をしてくれます♬

現状を知ることは、明るい将来への第一歩になりますよ😁
それではまた😄

お礼の画像
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