習い事は生活を充実させる楽しいものですが、行きたくない時ってありますよね。
- 用意がめんどうくさい
- 仕事で疲れている
- 合わない人がいる
- 上達しなくてストレス
- なんとなく行きたくない etc…
そもそも人は継続することが苦手な生き物です。そんな気持ちになるのは自然なこと。習い事は義務ではないから、休んでも良いんです。
「行ったら楽しいから本当は行きたいんだけど、気持ちが乗らない…」
そんな事もありますよね。解決する方法はまず頭の中を整理すること。そうすれば本当はどうしたいのか?自然と答えがでてくるでしょう。
この記事では、習い事が続かない理由とその心理、対処法をご紹介します。この記事を読めば、習い事をストレスなく続ける工夫がわかりますよ。
習い事が続かない理由とその心理は?
習い事に行きたくない時がある、その理由と心の中で起こる変化を見ていきましょう。
忙しすぎる日常とエネルギー不足
仕事が忙しすぎる 残業時間自体は最長でも一時間半くらいなのだが就業中の気の張り詰め方がヤバすぎて帰ってからバタンキューしてる… なぜこの歳でエルヴィン・スミス並の責任を背負っているのか
— おいしいたぬき (@tanuuu_pipi) December 18, 2024
。仕事や、家事、育児などやるべきことが沢山ある中で時間に追われながら通っていると、なんの為に習っているのかわからなくなってしまいますよね。
忙しい毎日に習い事を組み込むと、移動や準備にも時間が必要で休息の時間がとれない場合があります。
現代人は、いつも時間に追われ忙しい方が多いのです
上達しない焦り
頭が悪くて落ち込む!ばか!英語全然上達しない🥲むしろ劣化してる🥲
— らし (@rasi_feeling) November 29, 2024
進歩が感じられないと、続けるモチベーションが低くなることも。
- 毎日練習しているのに成果が出ない
- 他の人が上手で悔しくて溜まらない
焦りやプレッシャーは、重なるとストレスになってしまいます。
誰かと比べるのではなく、前回の自分より上達しているか?と考えることで成長できていることを実感しよう
人間関係
社交ダンスって初心者の頃より、うまくなってきた時期のほうが人間関係やりづらくなる。
— あきよしおがた (@akiyoshiogata) October 12, 2024
やたら張り合おうとしてくる人、自分の踊りに注文してくる増えたり。
逆に「お前にはもう教えん!」みたいな。。
学連の頃、辞めたときの思い出が再び蘇る。
あぁ、そうやったな~、と。
人間関係は、人と人が関わる上でとても多い悩みです。厳しい先生に毎日叱られているような気分になったり、根掘り葉掘りプライベートを聞いてくる人、なんとなく雰囲気が合わない人、色々な人と出会いますよね。人の感情は様々なもので、なんとなく感じる違和感は実はあたっていることも多いです。
そんな時は休会できるか相談してみるのはどうでしょうか。さらに思い切って別の教室に変えてみると、会いたい人がいる教室になるかもしれません。
義務感やプレッシャーを感じてしまう
英語勉強が上手くいかない時、無意識に自分でプレッシャーかけて、たったこれだけしか吸収できてないと落ち込み、更にモチベ下げて…みたいな悪循環になることがある。
— まり@ワーホリを活かした日常英会話 (@mari_english_) November 11, 2024
耐えるのも素晴らしいけど、一旦離れてまたやりたいなって思ったら戻ってもいいんじゃない??私は何度もこれ繰り返してる😂
ワクワクして始めたはずの習い事も「行かなくちゃ」というプレッシャーや義務になってしまっては辛いものです。責任感がある方や、真面目な方こそそう思ってしまいがちです。辞めたくなっても言い出せない、迷惑をかけたくない、などと他人の気持ちになって考えられる方が多いからでしょう。
習い事は、楽しむものです。プレッシャーにかんじるなら、辞めてもいいんですよ。
目標設定が高すぎる
更年期で運動不足の人がいきなり「ジムを週3で予約」とか宣言するの見て心配してたら案の定「体調が悪くいけなくなった」と。最初は5分外に出てみる、とかキッチンだけ拭き掃除を「毎日」やることが大事です。いきなり大きな目標は挫折するし「私だめだ」の負の連鎖に。毎日洗濯物外に干すで十分。
— 高本 玲代 更年期メンター (@Akkyo819) July 10, 2022
目標を決めて習い事に行く人も多いでしょう。ただ、目標設定はクリアすることでモチベーションが上がります。「この人のようになりたい」と設定した目標が高すぎて挫折してしまうことも。小さな目標で少しずつステップアップしていきましょう。
楽しめる目標もおすすめ。英会話教室の友人は旅先でエアメールを出すのが趣味なの!と言っていました。とっても素敵な趣味ですよね。近場に旅行に行って、英語で手紙を出してみる、ワクワクして出掛けたくなるかもしれません。
行きたくない日に実践!9つの対処法
「行きたくない」と感じる時の具体的な対処法をご紹介します。
1. 行きたくない理由を紙に書き出す
「なぜ行きたくないのか」を具体的に考えると、気持ちが整理されることがあります。
- 疲れている? → 思い切って休むのもOK。
- 準備が面倒? → すぐに出かけられるように前日に準備しておく。
- 上達しなくて焦っている? → 小さな目標を立てて、少しずつ達成感を感じる工夫をする。
「行きたくない」気持ちを認めることで、必要な対策が見つかりやすくなります。
2. 準備だけしてみる
「絶対に行かなきゃ」と思うとプレッシャーになりますよね。そんな時は「とりあえず着替えてみよう」と小さな行動から始めてみましょう。小さな行動は、その後のステップを驚くほど軽くしてくれる効果があります。
着替えていると、習い事に行くことが不思議と億劫ではなくなっていますよ。
3. 習い事の「楽しさ」を思い出す
「なんでこの習い事を始めたんだっけ?」と、きっかけや楽しかった瞬間を思い出してみましょう。
例えば…
- ヨガなら「体がすっきりした」感覚
- 絵画なら「完成した時の達成感」
- 楽器なら「音がきれいに出せた瞬間の喜び」
「やっぱり行ってみようかな」と気持ちが前向きになることがあります。
4. 無理せず休んで、自分を責めない
「行きたくない日は休んでも大丈夫」。休むことは悪いことではありません。無理に行ってストレスになるよりも、気持ちがリセットされた方が次回を楽しめます。
休んだ日は、自宅で軽い復習やリラックス時間に充てると気持ちも落ち着きます。
5. ハードルを下げる工夫をする
「行きたくない」原因が準備や移動なら、ハードルを下げる工夫をしてみましょう。
- 荷物を前日にまとめておく
- 習い事の道具をすぐ手に取れる場所に置く
- オンラインレッスンに切り替えてみる
前日に荷物をまとめて、玄関においておきましょう。それでも行きたくないと思うなら、オンラインレッスンもひとつの選択肢です。
6. 小さなご褒美を設定する
「習い事が終わったら好きなカフェに寄る」「家に帰ったら好きな映画を見る」など、習い事の後に自分へのご褒美を用意しておくと、モチベーションがアップします。
私は習い事のレッスンに疲れた時、岩盤浴で汗を流していました。じぶんにとってのご褒美を設定するといいですね♪
7. 習い事仲間や先生に相談してみる
「最近ちょっと疲れていて…」と先生や仲間に相談すると、意外と理解してくれることが多いです。休会をお願いしてみるなど、相談をしてみると先生たちも意外な自分の気持ちに気付いてくれることがあります。プレッシャーが和らぎ、行くハードルが低くなるかもしれません。
私も育児中で、よく習い事をお休みします。理由は様々で、「体調不良」「予定が合わなくなった」「しんどい」などですが、快くOKしてくださいます。
そんな仲間や先生がいる教室が、今でも続いている理由だと思います
8.信頼できる人や家族友達に話してみる
心のうちを話せる人に一旦吐き出してみましょう。話すことで心が軽くなり、楽になります。さらに、誰かに話すことで悩みでいっぱいだった頭の中が整理されて何か解決策がみつかるかもしれません。
解決できなくても、心は軽くなるはず
9.家の中で楽しめるものを見つける
外出が億劫な方は、家の中でできる夢中になれるものを探してみましょう。習い事は楽しい気持ちや学ぶ気持ちが心を動かすものです。それは教室にいかなくともできること。
- 絵を描く事→今日食べたい果物を書いてみる
- ファッション→雑誌のお気に入りスナップをスクラップする
- 料理→お気に入りの料理家さんのレシピを作って友達に披露する
私は、自宅で「金継ぎ風」を実践しています♪
家でできることを少しずつやってみるだけで、充実した時間が過ごせます。そこで「また通いたいな」と思ったら、その時に再スタートすればいいのです。
休みたい時も安心!習い事を休む理由の伝え方とコツ
「休みたい」と感じても、先生や仲間に申し訳ない気がして言い出せないことがありますよね。そんな時の対処法をご紹介します。
事前に「休むかも」と伝えておく
あらかじめ「仕事が忙しい時期なので、休むこともあるかもしれません」と伝えておくと、休む際の心理的ハードルがぐっと下がります。定期的に通う習い事でも、柔軟な対応をしてくれる教室はたくさんあります。
シンプルな理由で伝える
休む理由を無理に詳しく説明しなくても大丈夫です。「体調が優れないのでお休みします」「家庭の事情で今回はお休みします」など、簡単な一言で十分。相手も深く追求することはありません。
休む連絡のテンプレートを用意しておく
連絡をするのが億劫な時は、事前にテンプレートを準備しておきましょう。
例:「お世話になっています。本日ですが、急用が入ったためお休みさせていただきます。次回からまたよろしくお願いします。」
シンプルな文面を用意しておけば、悩まずすぐに送れます。
「休んでも迷惑ではない」と自分に言い聞かせる
先生や仲間に気を遣ってしまう人ほど、休むことに罪悪感を感じがちです。しかし、教室運営側も「無理せず来てもらう」ことを前提にしている場合がほとんどです。無理に続けるよりも、元気になった時に戻ってきてくれる方が嬉しいと感じている先生も多いものです。
習い事を無理せず楽しむために
習い事は義務ではありません。気持ちが乗らない時は、無理せず自分のペースを大切にしましょう。
もし移動や準備が大変なら、オンライン教室を取り入れてみるのも一つの方法です。場所や時間に縛られず、自分の好きなペースで学べますよ。
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習い事は「無理なく楽しむこと」が一番大切です。あなたに合った方法で、習い事をもっと気軽に楽しんでくださいね!